うつ病の症状って?

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全年代で起こりうる

うつ病の症状は、端的に言えば気分が上がらない抑うつ状態が代表的な症状です。この問題は、働き盛りのサラリーマンばかりに起こるものだと思われることがとても多いですが、実際には全年代で起こりうるということを意識しておきたいところです。
このことを知っているかどうか、たったそれだけの違いで、自分が苦しむことも、また、他の大切な誰かを苦しめてしまうことも、可能性として大きく減少できるようになります。まずは、全年代で起こりうるのがうつ病だということをしっかりと受け止めて、回りにいる人の心の動き、そして、自分自身の心の動きをキャッチしていくのが大切です。
年代に応じて原因も変わってくるため、自分と身の回りの近しい人が抱える可能性については知っておくほうが幸せな生活を守りやすくなります。

大人に多いと思われがちなうつ病は、小中学生にも起こることがあるといわれるようになっています。物事の分別がつきにくい小学生時代には、じゃれあいのつもりで行ったイタズラが度を越していて、イタズラを受けた子供にとっては強烈ないじめのように感じて受け止めきれないことも少なくありません。また、明確な悪意のあるいじめも、現代の小中学生には頻発しています。さまざまな人間が集まる社会生活の始まりともいえる小中学生時代に、不幸にもそういった余りある悪意にぶつかった子供は、うつ病を発症することが懸念されます。
例えば、友達作りがあまり得意ではない子供はいじめやじゃれあいの標的にされやすいです。そして、内向的な傾向にある当人は、いじめやじゃれあいによって悩まされていることを誰にも相談できないケースが少なくありません。その結果、苦しんでいる心が限界を迎えて、うつ病の症状を露わにし始める傾向にあります。
このとき、親がその症状に気づけるか気づけないか、その点が子供のうつ病を左右すると言っても過言ではありません。不登校やひきこもりになる前に、親が気づいてあげる必要があります。代表的なうつ病の症状に、体調不良や精神的な不安定さが挙げられるものの、親にとってはそれが怠け癖のように見えてしまうことがあるのが危険な部分です。もちろん、可能性として仮病も否定出来ない部分はありますが、休むべき時には休む必要がある、ということを認識して、しっかり休ませることが大切です。
場合によっては、家族間で解決できないことも十分ありえます。そこで、専門家に相談をして、多角的な方面からうつ病の症状を治せるようにするのも大切です。

老人にとっても、うつ病の危機に襲われる可能性は十分高いです。症状としては頭痛や吐き気、疲労感などの一般的な症状と共通する部分が多いほか、認知症にも見られるような、不安感や焦燥感の増大と言った症状も見られるようになります。
年令を重ねるごとに周囲との関わりも減っていくことが少なくないだけに、まずは周囲との関わりを維持していけるように日頃から行動しておくのが、老人性うつ病を回避するためのポイントです。近親者が死亡してしまったり、環境が大きく変わったりといった、喪失感を強く感じるイベントが多いことによって強大な精神的ダメージを受けやすいのも、老人がうつ病を患い、症状を発する原因の一つだといわれています。
特に、認知症の症状と混同されることで症状の発見が遅れて、本人を苦しめやすくなるのがネックです。そこで、家族に高齢者を抱えるときには、ないがしろにするのではなく、日頃から接する機会を増やして、違和感があるなら早めに専門家に相談をするのが症状改善の鍵だといえます。